空、それは青く青く澄み渡っている私の憧れの場所
自分の翼でその綺麗な空を飛びまわりたい。
自分の翼を大きく広げて綺麗な空へ飛び立ちたい。
でも、それは叶わぬ私の夢。
今の私は、言葉の鎖に繋がれ、籠に入れられた
飛べない鳥だから。
籠の中から見える青く澄み渡った空は
余計に私の空への想いを強くするだけ……
空に憧れ、飛び立とうともがくたびに
鎖は私を縛り、傷つけていく……
それでも、私は空に憧れ飛び立とうとする。
最後に残るものが"死"でも私は……
私は空に憧れもがき続ける。
キミは空を自由に飛びたがる。
純白に輝く翼を、青く澄み渡った大空に向かって
キミは飛びたがる。
でも、僕はそれを許さない。
君が空に飛び立ったしまったら
僕は一人になってしまうから。
キミは僕の大切な宝物。
たった、ひとつの宝物だから。
だから僕はキミが空へ飛び立つのを許さない。
それでもキミは、空に憧れ飛び立とうとする。
それなら、僕はキミを籠へと閉じ込めよう。
キミが僕のそばを離れないように
空へと飛び立たないように
それでも、キミが空へと飛び立とうともがくのならば
僕は、僕はキミのその純白の翼を
キミが空へ飛び立つための
奪い取ってしまおう……