空、それは青く青く澄み渡っている私の憧れの場所
自分の翼でその綺麗な空を飛びまわりたい。
自分の翼を大きく広げて綺麗な空へ飛び立ちたい。

でも、それは叶わぬ私の夢。

今の私は、言葉の鎖に繋がれ、籠に入れられた
飛べない鳥だから。

籠の中から見える青く澄み渡った空は
余計に私の空への想いを強くするだけ……
空に憧れ、飛び立とうともがくたびに
鎖は私を縛り、傷つけていく……


それでも、私は空に憧れ飛び立とうとする。


最後に残るものが"死"でも私は……


私は空に憧れもがき続ける。

月薙 悠 / 2008年03月15日
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キミは空を自由に飛びたがる。
純白に輝く翼を、青く澄み渡った大空に向かって


キミは飛びたがる。



でも、僕はそれを許さない。

君が空に飛び立ったしまったら
僕は一人になってしまうから。


キミは僕の大切な宝物。


たった、ひとつの宝物だから。



だから僕はキミが空へ飛び立つのを許さない。

それでもキミは、空に憧れ飛び立とうとする。
それなら、僕はキミを籠へと閉じ込めよう。

キミが僕のそばを離れないように

空へと飛び立たないように

それでも、キミが空へと飛び立とうともがくのならば

僕は、僕はキミのその純白の翼を



キミが空へ飛び立つためのどうぐ




奪い取ってしまおう……

月薙 悠 / 2008年03月15日
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